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今日から始めるダイエット!初心者でも無理なく続けられる5つのステップ

「体重を◯kg減らす」だけじゃない、現実的な目標の立て方

ダイエットを始めるとき、多くの人がまず「〇キロ痩せたい!」という“結果目標”を設定します。もちろんそれ自体はモチベーションになりますが、実はそれだけでは挫折しやすくなってしまいます。理由は、「体重の変化」はすぐに出るものではなく、日々の行動によって少しずつ結果が出るものだからです。

そこでおすすめなのが、「結果目標」ではなく「行動目標」を立てることです。

行動目標とは?

行動目標とは、「毎朝ストレッチを3分する」「間食は1日1回までにする」「水を1日1.5L飲む」など、自分の行動そのものにフォーカスした目標のことです。

このような目標は、

  • 達成できたかどうかが明確

  • 成功体験を積みやすい

  • 習慣として定着しやすい
    というメリットがあります。

SMARTの法則を活用しよう

目標設定に迷ったときは、「SMARTの法則」を参考にすると役立ちます。

  • S(Specific):具体的に(例:運動をする → 毎朝10分のウォーキング)

  • M(Measurable):測定可能(例:週3回など)

  • A(Achievable):達成可能(無理のない範囲)

  • R(Relevant):目的に合っている(痩せたいという目標と一致)

  • T(Time-bound):期限がある(2週間や1ヶ月など)

例えば、以下のような目標が良い例です。
→「今週は3回、夕食後に15分歩く」
→「今月は間食を1日1回までにする」
これなら実行できるかどうかも明確ですし、小さな達成が自信につながります。

最初の一歩は「決意」ではなく「小さな習慣」

ダイエットは意気込みや決意だけでは続きません。まずは、日常生活の中に無理なく取り入れられる“行動目標”を一つ決めること。これが、長く続けるための確かな第一歩になります。

第2章:食事の基本を整える(制限より“バランス”)

食べること=悪ではない!極端な制限が失敗のもと

「ダイエット=食べないこと」と考えていませんか?これは大きな誤解です。
確かに摂取カロリーを抑えれば一時的に体重は落ちますが、過度な食事制限は代謝の低下・栄養不足・リバウンドのリスクを高めるなど、逆効果になりやすいのです。

ダイエットで大切なのは、「量を減らすこと」ではなく「内容を整えること」。栄養バランスを意識した食事を、無理なく習慣化することが、健康的に痩せる近道です。

3食しっかり食べるのが基本

「朝は抜いた方が痩せるんじゃない?」という声もよく聞きますが、むしろ逆効果。空腹時間が長いと、次の食事で過食しやすくなり、血糖値の急上昇にもつながります。血糖値が乱れると脂肪が蓄積されやすくなるため、1日3回、適量をしっかり食べることが基本です。

主食・主菜・副菜を意識してバランスよく

コンビニ弁当や外食では炭水化物に偏りがちです。簡単にできるバランスの整え方は以下の3点を意識すること。

  • 主食(エネルギー源):ごはん・パン・麺など(できれば玄米や全粒粉に)

  • 主菜(たんぱく質):肉・魚・卵・豆腐など(脂身は控えめに)

  • 副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維):野菜・きのこ・海藻などをたっぷり

この「主食・主菜・副菜」の三点セットを意識するだけでも、栄養バランスはぐっと良くなります。

今日からできる!小さな改善ポイント

すぐに実践できる食生活の改善ポイントをいくつか紹介します:

  • よく噛んでゆっくり食べる:満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止に

  • ジュース・砂糖入り飲料は控える:飲み物の糖分は意外と多い

  • 加工食品を減らす:塩分や脂肪が多く、満腹感が得にくい

  • 「腹八分目」を習慣に:満腹ではなく「少し余裕がある」くらいでやめる

食事は我慢ではなく“選び方”で変わる

ダイエット中でも、美味しく、満足感のある食事は可能です。ポイントは「我慢する」のではなく、「何を選んで、どう食べるか」を意識すること。ストレスのない食事管理こそ、長く続けられる鍵です。

目次

日常生活に運動を取り入れる(ジム不要)

特別なトレーニングは不要!動くことから始めよう

「運動=ジムに通う」「ランニングしなきゃ」と思っていませんか?
もちろんそれができれば素晴らしいことですが、続けられなければ意味がありません。ダイエットにおいて大事なのは、“継続できる形で体を動かす”ことです。

実は、日常生活の中で体をこまめに動かすだけでも十分効果があります。

「ながら運動」を習慣に

以下のような「ながら運動」なら、忙しい人でも取り入れやすいです。

  • 歯磨き中にかかとの上げ下げ(ふくらはぎの引き締めに)

  • テレビを見ながらストレッチ(股関節や肩こりの改善にも)

  • 洗濯物を干しながらスクワット風にしゃがむ

  • 通勤時に1駅多く歩く、階段を使う

こうした小さな動きでも、消費カロリーの積み重ねになり、代謝が上がって痩せやすい体に変わっていきます。

 自宅でできる簡単エクササイズ

わざわざ外出しなくても、自宅でできる運動はたくさんあります。
スマホやYouTubeで「宅トレ(自宅トレーニング)」を検索すると、初心者向けの動画が多くあります。ここでは簡単な運動例を紹介します。

  • その場足踏み(3分):テレビを見ながらできる有酸素運動

  • プランク(20秒〜):お腹周りの引き締めに効果的

  • スクワット(10回):お尻・太ももを中心に鍛えられる

  • ストレッチ(寝る前):体をほぐし、睡眠の質向上にも

「毎日10分」など、短時間でも継続すれば確実に変化が出てきます。

アプリやツールを活用して楽しく継続

モチベーションを保つには、可視化や記録も効果的です。
おすすめのツールや方法:

  • 歩数計アプリ:毎日の歩数を確認し、目標を設定できる

  • 宅トレアプリ(例:Nike Training Club、30日フィットネス)

  • YouTubeでお気に入りの運動系チャンネルを登録

  • 体重や体調を記録する日記やアプリ(あすけん・FiNCなど)

楽しさや達成感を得られる仕組みを作ることで、「面倒くさい」を減らせます。

無理な運動より“ちょっとした習慣”が効く

ダイエットは特別な運動をすることよりも、「動く習慣を日常に取り入れる」ことが大切です。“頑張る”より“続けられる”を重視して、毎日の生活に少しずつ動きを増やしていきましょう。

体重以外の「成果」にも目を向ける

体重はすぐに動かない。でも確実に“変化”は始まっている

ダイエットを始めて1週間、「全然体重が減らない…」と落ち込んだ経験はありませんか?
実は、体重は最も“見えにくい成果”の一つです。特に運動を取り入れ始めると、筋肉がついて一時的に体重が増えることもあります。でも、それは悪いことではありません。

だからこそ、体重だけにとらわれず、他の“前向きな変化”に気づくことが大切です。

ダイエットの“見えない成果”とは?

ダイエットで得られる成果は、数字だけではありません。例えば:

  • 体が軽くなったと感じる

  • 階段の上り下りが楽になった

  • 朝スッキリ起きられるようになった

  • 便通がよくなった

  • 肌の調子が整ってきた

  • ストレスが減って気分が前向きになった

これらはすべて、健康的に体が整い始めているサインです。こうした「変化」に目を向けることで、自信が生まれ、継続するモチベーションにもなります。

ダイエット日記や写真記録のすすめ

目に見える変化を記録することで、自分の成長を実感しやすくなります。

ダイエット日記に書くと良いこと:

  • 今日の食事や運動内容(ざっくりでOK)

  • 気づいた体の変化や気分の変化

  • 達成できたこと、小さな成功体験

  • 翌日の目標ややることリスト

写真記録のコツ:

  • 毎週同じ時間・同じ服装で撮影

  • 横向き・正面・後ろ姿の3方向

  • 最初の写真と比べると、モチベーションが大きく上がる

特に、見た目の変化は数字よりも早く出ることがあります。「あれ?お腹ちょっと引き締まってきたかも?」という発見は、何よりのご褒美になります。

周囲からの反応も“隠れた成果”

「最近ちょっと痩せた?」と周囲から言われると、自分では気づかなかった変化にハッとします。これは、他人の目を通して見える成果です。

ダイエットのモチベーションが落ちてきたときは、過去の写真を見返したり、周囲の声を思い出して、自分が積み重ねてきたことを認めてあげましょう。

数字よりも“実感”が大切

体重はあくまで目安の一つ。
それよりも、体調・見た目・気分などのポジティブな変化に目を向けることで、「続ける価値」が見えてきます。
小さな変化を大切にして、自分のペースで成長していきましょう。

挫折しないための工夫とリセット術

ダイエットが「続かない」のは普通のこと

ダイエットは、多くの人が途中でやめてしまったり、思うような結果が出ずに落ち込んだりするものです。
でもそれは、「あなたに意志が足りない」からではありません。人間の脳は“変化”や“我慢”を嫌う性質があるため、ダイエットが続かないのはむしろ自然な反応なのです。

だからこそ、途中で止まってしまっても自分を責めないこと。そして、リセットして再開する方法を“仕組み”として用意しておくことが重要です。

「サボってもOK」の心構えを持とう

1日食べすぎた、運動をサボった…そんなときに「もうダメだ」と全部を投げ出してしまうのは、非常にもったいないことです。

ダイエットにおいては、「続けられる人」=「失敗しても立て直せる人」です。

リセットのためのマインドセット:

  • 1回の失敗は“脱線”ではなく“休憩”と捉える

  • 翌日からまた戻れば、何も問題ない

  • 完璧主義を捨て、**“70点主義”**を目指す(7割できていればOK!)

モチベーションを維持する工夫

モチベーションが下がるのは当然。そこで、日常的に「やる気を取り戻す仕掛け」を用意しておきましょう。

モチベーション維持の方法:

  • SNSやブログで日々の進捗を発信(共感・応援が力になる)

  • 目に見える目標リストを紙に書く(冷蔵庫やデスクに貼る)

  • ダイエット仲間を作る(家族や友人でもOK)

  • ご褒美制度をつくる(「1週間頑張ったら新しい服を買う」など)

小さな目標と報酬のサイクルを回すことで、楽しく継続することができます。


習慣化のコツ:タイミングと“ついで”を味方にする

習慣は「何をやるか」より「いつやるか」で決まります。
たとえば、「寝る前にストレッチする」「歯を磨いた後に筋トレする」など、既にある習慣の“ついで”に行動を乗せると、無理なく定着しやすくなります。

これを心理学では「習慣の連鎖(Habit stacking)」と呼び、習慣化の王道テクニックです。

「続けるコツ」は“立ち止まり方”にある

ダイエットは、途中で止まっても、また始めれば何度でも成功できます。
だからこそ、「立ち止まっても大丈夫」「リセットしてOK」という柔軟な思考と、自分に合った継続の工夫がとても大切です。

完璧を求めず、できることをできる範囲で。
自分のペースを大切にしながら、前へ進んでいきましょう。

今日から“できること”を1つだけ始めよう

ダイエットは、「特別なこと」ではありません。
むしろ、日常の中の小さな選択や行動の積み重ねこそが、あなたの体と心を変えていきます。

今回ご紹介した5つのステップは、どれも劇的な変化を求めるものではありません。しかし、その分、無理なく始められて、続けやすいものばかりです。

もう一度、ポイントを振り返ってみましょう。

無理なく続ける5つのステップ

  1. 目標を“行動”で立てよう:数字より、日々の具体的な行動が成功のカギ

  2. 食事は制限より“バランス”重視:しっかり食べて、太りにくい体をつくる

  3. 運動は“ながら”でOK:ジムに行かなくても、日常生活に動きをプラス

  4. 体重以外の“変化”にも気づこう:気分・見た目・体調も大切な成果

  5. 挫折しても“立て直す力”を身につけよう:サボってもOK、また戻ればいい


自分を大切にするためのダイエットを

最後にお伝えしたいのは、ダイエットは自分を責めるためのものではないということ。
痩せることが目的ではなく、より健康で、より前向きな自分に出会うためのプロセスです。

だからこそ、焦らず、自分のペースで、一歩ずつ進めば大丈夫。
今日この瞬間から、できることを一つだけ始めてみてください。それが、未来のあなたをつくる第一歩になります。

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