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実録!3ヶ月で−10kgに成功した私のダイエット法

私がダイエットを決意したとき、最初に行ったのは「自分の今の状態を正しく知ること」でした。何となく太ったな、という感覚だけでは、具体的にどこをどう改善すればいいのか分からないからです。ここでは、私が実際にやった現状把握のステップを詳しくご紹介します。

体重と体脂肪率の記録を開始

まずは体重計に乗って、現在の体重体脂肪率を記録しました。正直に言うと、最初にその数字を見たときは、かなりショックでした。でも、そこからスタートするしかありません。毎朝起きた直後に、できるだけ同じ条件で測定し、数値をノートにメモしたり、アプリに記録していきました。

ポイントは「一喜一憂しない」こと。毎日数百グラム単位で上下するのは当たり前なので、週単位や月単位での変化を見るようにしました。

食生活と運動習慣の見直し

次に行ったのが、自分の生活習慣を観察することです。1週間ほど、普段の食事や間食、飲み物、さらには運動量をざっくり書き出しました。

  • 朝食を抜いて、昼にドカ食いしていた

  • ついコーヒーに砂糖を2杯入れていた

  • 夜にアイスやお菓子を食べるのが習慣になっていた

  • 運動はほぼゼロ。通勤も電車とエレベーター頼り

こうして見てみると、「太るべくして太ったな」と思えるような、たくさんの習慣が浮き彫りになりました。

管理にはアプリを活用

記録や分析にはスマホアプリを活用しました。私が使っていたのは以下の2つです:

  • あすけん:食事の写真を撮るだけで栄養バランスを分析してくれる

  • MyFitnessPal:カロリーやPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)を細かく記録できる

アプリを使うことで、自分が「どれだけ余分に食べていたか」「どれだけ運動が不足していたか」が視覚的に分かるので、行動を変えるモチベーションになりました。

目次

食事改善がダイエット成功の鍵だった

ダイエットといえば運動を頑張るイメージが強いかもしれませんが、私が3ヶ月で−10kgを達成できた一番の理由は「食事の見直し」でした。どれだけ運動しても、食事が乱れていては効果が出づらい——これが、体感としてわかった最大の学びです。

「無理しない」食事ルールを設定

私は最初に「食べない」ダイエットをして失敗したことがあるので、食べながら痩せることを前提にしました。設定したルールはシンプルに以下の3つです:

  1. 1日3食を必ず食べる(朝食抜きは禁止)

  2. 夜は炭水化物を控えめに(ゼロにはしない)

  3. 1食に1つはたんぱく源を入れる(例:卵、豆腐、鶏胸肉)

これだけで、空腹によるドカ食いが激減し、自然と食べる量や内容が整っていきました。

糖質制限 vs カロリー制限、私はこう選んだ

「糖質制限」や「カロリー制限」など、さまざまな食事法がありますが、私はゆるやかな糖質制限+PFCバランスの管理を選びました。

  • 糖質制限は、白米やパン、パスタなどを控える方法で、早く体重が落ちやすい

  • カロリー制限は、全体の摂取カロリーを抑える方法で、長期的に安定しやすい

私の場合、完全な糖質カットはストレスが大きかったので、「夜だけ主食を少なめ」にするという中間型にしました。あくまで無理なく、続けられる範囲で調整するのがポイントです。

実際に食べていたメニュー例

参考までに、3ヶ月間によく食べていたメニューをいくつかご紹介します。

朝食(しっかり食べる派)

  • オートミール+豆乳+バナナ+シナモン

  • ゆで卵2個+ヨーグルト+全粒粉パン

昼食(たんぱく質中心)

  • 鶏むね肉のグリル+温野菜+雑穀米

  • サバ缶と野菜のスープ+ゆで卵+玄米おにぎり

夕食(軽め・炭水化物控えめ)

  • 豆腐と納豆のサラダ+味噌汁

  • 鶏団子の野菜スープ+きのこの炒め物

また、どうしても甘いものが欲しくなる時は、高カカオチョコ(70%以上)や冷凍フルーツで満足感を得ていました。

運動は「習慣化」がすべて

運動というと、「ジムに通わないとダメ」「毎日ランニングしないといけない」と身構えてしまう方も多いと思います。私も最初はそうでした。でも実際にやってみて気づいたのは、「とにかく続けられる形でやる」ことが最優先だということです。

この章では、私がどのように運動を習慣化し、ダイエットに取り入れていったかを具体的に紹介します。

ジムに行かず、自宅中心で運動メニューを組む

時間やお金、移動の手間などを考えて、私は自宅メインの運動にしました。必要なのはヨガマット1枚分のスペースだけ。YouTubeやフィットネスアプリを活用して、次のような内容を週5回ペースで取り入れました。

  • ストレッチ(朝晩10分):体をほぐして代謝を上げる

  • HIIT(週2〜3回、15分程度):短時間で脂肪燃焼効果が高い

  • 筋トレ(週2〜3回):スクワット、プランク、腕立てなど基本メニュー

特にHIIT(高強度インターバルトレーニング)は、「短時間でキツいけど達成感がある」ので、やる気の持続に効果的でした。

ウォーキングで“ながら運動”

もう一つ重視したのがウォーキングです。意識して歩くようにするだけで、1日5,000〜8,000歩程度にはなります。以下の工夫を取り入れました:

  • 通勤時に一駅分歩く

  • エレベーターを使わず階段を選ぶ

  • スマホの歩数計アプリで毎日の歩数をチェック

また、ポッドキャストや音楽を聴きながら歩くと、「気づいたら30分以上歩いていた」ということもあり、ストレスなく続けられました。

モチベーションを維持する工夫

継続にはモチベーションが不可欠です。そこで私がやったのは以下の3つ:

  • SNSで記録を公開:ダイエット用アカウントを作り、記録をシェア(いいねやコメントが励みに)

  • お気に入りのウェアや道具を使う:テンションが上がるウェアやマットを買う

  • 成果を数値化:筋トレ後のウエストや腕回りの変化をメモし、目に見える変化を楽しむ

こうした工夫を重ねることで、「運動=面倒」ではなく「運動=気分転換であり自己投資」と感じられるようになりました。

停滞期とどう向き合ったか

ダイエット中に避けて通れないのが「停滞期」です。私も、順調に体重が落ちていたある日を境に、体重がまったく動かなくなりました。この章では、私がどのように停滞期と向き合い、乗り越えたかをお話しします。

 停滞期はいつ訪れたか?

私の場合、ダイエットを始めてから1ヶ月半が経過したころに体重がピタッと止まりました。毎日記録していた体重グラフも、まるで壁にぶつかったような平坦な線に。

最初の2〜3週間は順調に減っていたため、停滞期に入ったときは正直かなり落ち込みました。「何か間違ってるのかな?」「もう限界なのかも」と悩み、やる気も失いかけました。

停滞期は「体の調整期間」と捉える

いろいろ調べるうちに分かったのは、停滞期は体が変化に適応しようとしているサインだということ。特に脂肪が減ってきたタイミングでは、体が「これ以上痩せないように」とエネルギー消費を抑えたり、水分を蓄えたりするのです。

この知識を得てからは、停滞期も「順調に痩せてきた証拠なんだ」と前向きに捉えられるようになりました。

停滞期を乗り越えるためにやったこと

以下は、私が実際に試して効果があった対策です。

(1) 食事内容を少し変える

  • 朝と昼の炭水化物を少し増やしてみる

  • 普段避けていたフルーツや芋類を1〜2日だけ取り入れる

これは「チートデイ(意図的に多めに食べる日)」の考え方に近く、代謝の刺激につながりました。

(2) 運動のパターンを変える

  • HIITばかりだった週にヨガやストレッチ中心の日を設ける

  • 筋トレの回数や順番を変えて、体に「新しい刺激」を与える

同じ運動メニューだと体が慣れてしまうため、あえてバリエーションをつけてみました。

(3) メンタルケアを意識する

  • 毎日、自分の良かった行動を3つ書き出す

  • 自分に対して「ちゃんと頑張ってるよ」と声をかける

  • 小さな変化(ウエストサイズ、肌の調子など)を記録して気づく力を高める

特に最後の「自分を褒める」習慣は、継続するうえで非常に効果的でした。

達成後の変化と今後の目標

3ヶ月間、食事と運動を地道に続けた結果、私は目標だった**−10kgの減量**を達成することができました。この章では、ダイエット成功後に感じた変化や、現在の取り組み、そして今後の目標についてお話しします。

−10kgで起きた身体と心の変化

体重が落ちたことで、見た目だけでなく、体の内側にも多くの変化が現れました。

外見の変化

  • 顔まわりがスッキリして「痩せたね!」とすぐ気づかれるように

  • ウエストが−9cm、太ももも−5cm細くなり、以前の服がブカブカに

  • 体脂肪率も5%以上減少し、全体的に引き締まった印象に

内面・体調の変化

  • 朝起きるのがラクになり、疲れにくい体に

  • 肌荒れや便秘が改善し、健康状態が良好に

  • 自信がつき、「やればできる」という自己肯定感が上がった

体が軽くなると、行動も前向きになり、仕事や人間関係にも良い影響が出てきたのを実感しました。

リバウンドを防ぐためにしていること

ダイエットは「達成して終わり」ではありません。むしろ重要なのは維持すること。以下のような工夫で、体重をキープしています。

  • 週1回は体重を測って記録(増加傾向に早めに気づく)

  • 毎日の食事バランスをゆるく意識(完全には制限しない)

  • 運動は週3回ペースで継続(ストレス解消にもなる)

特に「ゆるく続ける」ことが大事だと感じています。極端なことをせず、普通の生活の中で自然に維持できる状態が理想です。

 今後の目標と新たなチャレンジ

体重が減ったことで終わりにせず、私は次の目標を立てました。

  • 筋力アップと体の引き締め(特に二の腕と下腹部)

  • マラソン大会に出てみる(運動を楽しむ目的で)

  • ダイエットを通じて得た知識を発信していく(ブログやSNS)

ダイエットを通じて得た「継続する力」は、人生の他の面にも応用できると実感しています。

おわりに

「3ヶ月で−10kg」と聞くと、ハードな食事制限や毎日のジム通いを想像されるかもしれません。でも、実際の私は特別なことは一切していません。むしろ、地味で地道な行動の積み重ねが、確実に結果につながったのです。

ダイエットで一番大切だったこと

振り返ってみて、ダイエット成功のカギになったのは次の3つです:

  1. 自分の現状を正しく知る

  2. 「続けられる方法」を選ぶ

  3. 完璧を求めすぎず、柔軟にやる

食べ過ぎた日があっても、「まあ、明日からまた頑張ろう」と思えるようになったことが、長く続ける力になりました。完璧主義は続かない、これは本当に実感しました。

読者の皆さんへ

今この記事を読んでくださっているあなたが、もし「痩せたい」「変わりたい」と思っているのなら、今日から小さな一歩を踏み出してみてください。

・夜にお菓子を1つ減らす
・エスカレーターの代わりに階段を使ってみる
・1日5分だけストレッチしてみる

その一歩が、3ヶ月後、半年後のあなたを大きく変えるきっかけになるかもしれません。

私の体験が、あなたのダイエットや生活改善のヒントになれば嬉しいです。そして、いつか「やればできるんだ!」と笑って話せる日が来ることを、心から願っています。

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